『新参者』
原作:東野圭吾
脚本:真野勝成子/演出:山室大輔ほか
P:伊與田英徳ほか
出演:加賀恭一郎(阿部寛)/青山亜美(黒木メイサ)
清瀬弘毅(向井理)/松宮脩平(溝端淳平)
小嶋一道(木村祐一)/岸田要作(笹野高史)
三井峯子(原田美枝子)/清瀬直弘(三浦友和)ほか
4月期の新ドラマもほぼ初回スタートしていますが、狙い撃ちして見て
わたしが一番、面白い!次も絶対見逃したくない!!
と思ったのがTBS日9ドラマ【新参者】です。
あらすじを書き始めると、とめどなく長文になりそうなので、
ストーリーは公式サイトや東野圭吾氏の原作小説を読んで
いただくことにして…このドラマに関してはざくっとした感想
だけを書くことにします。
元新聞記者で、現在は人形町に根ざしたタウン誌の記者をしている
青山亜美役の黒木メイサさんがナレーション役。
そして人の心を読むことに優れ、次々と事件を解決へと導く、
ちょっと変わり者の刑事、加賀恭一郎役の阿部寛さんの醸しだす
雰囲気も絶妙です。
大学時代の茶道部の後輩という彼女との再会が、今後加賀にどんな影響を
及ぼすのかも密かに楽しみです。
連ドラの軸になるメイン事件は「三井峯子殺人事件」で、犯人
探しの過程で他の事件を1話完結型で描いていく方式なのかな。
別れた夫役に三浦友和さん、音信不通の息子役に向井理くん。
もちろん、この2人が今後も事件解決のキーマンとして登場し続ける
はずですが、東野圭吾×三浦友和というだけで、三浦さんが真犯人
という先入観を持ってしまうのは、「流星の絆」の最終回の印象が
強すぎたんでしょうね^^;
毎回のゲストも本格派の役者さんが名を連ねているのが興味深いですね。
1話のゲストは、三井峯子が死亡する直前に加入している保険の
受け取り人名義の変更手続きをするために、彼女の自宅を訪問し、
彼女の死体の真下に名刺が落ちていたことから、真っ先に犯人候補
として疑われた保険営業マン役、田倉役で香川照之さんが登場。
さらに、田倉の人柄を良く知っていて、彼は犯人じゃない!と
庇いつづけていた煎餅屋のおかみさん役には市原悦子さん、
その孫役には杏さんと、とにかく1話だけの出演では勿体無い!
と思うような豪華キャストで、それだけでも満足度が高かった上に、
人情味あふれる東京の下町、人形町・水天宮付近の雰囲気と、
人気ミステリー作家が描くストーリーの巧妙な誘導に、まんまと
ハマり、最初から最後まで惹きつけられっぱなしでした。
このドラマを見ていると、ムショーに人形町・水天宮あたりに
行きたくなりますね(笑)
アド街ック天国じゃないけど、これはちょっとした街のプロモーションに
なっていると思います。
あぁ、人形焼とお煎餅食べたーい!!
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