心音日記

*つれづれなるままに…おとなになれない声のソムリエ見習いのつぶやき*

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24時間テレビドラマ「にぃにのことを忘れないで」

 30, 2009 19:49
『にぃにのことを忘れないで』


原作:「にぃにのことを忘れないで―脳腫瘍と闘った8年間―」川上ますみ
脚本:遊川和彦
演出:猪股隆一

出演:川井恵介(錦戸亮)・天宮詩織(田中麗奈)
川井優治(山田涼介)・川井チヨ(白川由美)
川井陽一(陣内孝則)・川井香織(黒木瞳)



15歳の脳腫瘍を発症し23歳という若さでその人生に幕を閉じた川井恵介さんの実際の闘病生活を元に描かれた今回の24時間ドラマ。

こんな言い方をしたら失礼かもしれませんが、例年の24時間テレビドラマの主人公は、すごく人間が出来ていて、病魔と前向きに闘い最後まで綺麗な生き方をしている印象が強かったのですが、この「にぃに」の闘病生活は本当にリアルで、人間の弱さ、闘病中にどんどん心まで健やかさを失い、最愛の家族に辛く当たってしまい自己嫌悪に陥る姿を決して美化することなく描かれていたのが一番印象に残りました。
まさにドキュメント、ノンフィクションドラマという感じで私は好きです。

必死に息子の脳腫瘍を完治させる治療方法があるはず!と息子にも「頑張れ頑張れ」と言い続けた母。
それに対して、普通の同世代のように何一つ好きなことも出来ず、病院に拘束される毎日に疲れ、ついには母に暴力をふるってしまったり大暴れする息子。
家族の絆もボロボロ、母も息子も悲惨な状態に陥っていましたが、オヤジギャグ大好きな明るい父と、誰よりもにぃにが大好きと慕う弟のフォローもあって、ほんの僅かな時間だけでも、大学に通い普通の同世代と同じような学生時代をすごしたり、家族で富士五湖の温泉旅行に出かけたりと、開放的な生活も味わうことができた主人公は、最終的には「自分が生まれてきた意味がわかった。僕は家族を愛するために生まれてきたんだ」と安らかに眠りについていきました。

もともと涙腺が弱い私は、この手のドラマでは毎回早い段階から号泣することが多かったのですが、「にぃに~」はかなり終盤まで泣かずにドラマを見られたので、「おっ!今回は泣かずにすむかも」と油断していたら…にぃにが最期に自宅に戻った際、母にそれまで聞くこともなかった質問を休む間もなく次々と投げかけるシーンで涙腺崩壊。
にぃにが亡くなり、母がにぃにの部屋を掃除していて携帯電話を発見し、その中に残されていた母宛の未送信メールを読んで、息子からの最期のメッセージを抱きしめる母の姿には嗚咽まじりの大号泣を喫しました…。

「僕は、母さんのことを一番愛しています。」

にぃには息をひきとる際、「自分が生きてきた意味」を最期まで母に伝えられませんでしたが、最愛の息子が最期に残したかった言葉をこんな形で知ることができた嬉しさと淋しさ…とにかく切なさ最高潮でしたね。

黒木瞳さんに感情移入してドラマを見る年齢に、自分も差し掛かってきたんだなぁ…。
20代までの視聴者はにぃに目線、30代以上の視聴者は母親、もしくは父親目線で感情移入するように出来ているんですね。
未婚で子供もいない私でもこんな風に思えるんだから、実際にお子さんをお持ちの方はもっと感じるものがあったと思います。

錦戸亮くんは「1リットルの涙」では不治の病で最愛の彼女を失う側の役もハマっていましたが、今回のにぃに役もすごくナチュラルですごく良かったです。
「役を演じる」のではなくて「役を生きる」という表現、まさにしっくりとくる感じで。

「オルトロスの犬」のような非現実的なドラマよりも、錦戸くんはリアリティのある役の方が生きますね。
同時進行で撮ったドラマだけど、個人的には断然にぃに~の錦戸くんの方が好きだなぁ。


24時間テレビも残り僅か。
いまテレビに目線を移したら、手越くんの目から大粒の涙が…。
もらい泣きするから、あまり見ていないんだけど、エンディングではまた泣いちゃいそう。。

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