心音日記

*つれづれなるままに…おとなになれない声のソムリエ見習いのつぶやき*

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天地人 第20回「秀吉の罠」(5月17日)

 17, 2009 21:50
関白の地位に短期間でのぼりつめた羽柴秀吉が、御自ら越後の地を訪れ上杉の当主・景勝を口説きおとす。

今回は秀吉役の笹野高史さんの織り成す“話術で人を制した秀吉”を堪能することが出来、大満足でした。
笹野さんといえば、地味な役者さんですが「銀狼怪奇ファイル」の時に存在を認識した後、私が好んで見るドラマにちょこちょこと登場され、どんな端役でも印象に残るその魅力を再発見したのが「時効警察」での警官役(一人二役)でした。

有名なベテラン役者さんがズラリと名を連ねる戦国大河の中で、秀吉という誰もが知っている大物役に笹野さんという“名脇役”ポジションの役者さんを起用したことは、正直ここまであまり手放しで賞賛できる部分の稀少な大河ドラマの中では、文句なしに拍手したい部分です。

「秀吉の罠」というタイトルに負けない、これぞ秀吉!と誰もが持っているイメージそのままに秀吉を生きている笹野さんに、終始惹きこまれっぱなしで、主役と景勝の存在感がより一層薄~い第20回の節目でした。

兼続役の妻夫木くんや、ほとんど台詞のない無口で頑固だけど一本筋の通った「義」の人・上杉景勝を演じられている北村一輝さんの技量が足りないというのではなくて、この脚本(というか原作)が主人公の周りの魅力を全く伝えきれていないことに原因があるんですけどね…。

今回に至っては、信長の家臣の中において仲間を次々と服従させ、出世をつづけている秀吉の巧みな話術にはまるまい!として一言も発しないことで防衛に出た景勝に向かって、一家老の兼続が「殿、上出来でございます!」とか…ε-(‐ω‐;)

初登場時の石田光成が、主君秀吉の前で腕組みをしている立ち姿に「はぁ?ありえないでしょ」と飽きれていたあの頃の自分が懐かしく思えるほど、相変わらずこの大河ドラマの世界での主従関係というのは現代風なんだなぁ…と改めて思いました。
あれじゃあ、景勝がただの能無しリーダーで部下の言うなりになっているスケールの小さな親の七光りの倅にしか見えず、つくづく北村さんが気の毒になりました。

前回までの信長のくだりで、「この大河はファンタジーなんだ」と割り切って観られるようになったので、光成@小栗旬くんの斬新すぎるヘアスタイルにも、何も違和感を感じなくなった自分…慣れってスゴイですね。
相変わらず、台詞の語尾が聞取りづらい役者さんですが、立ち姿・所作の美しさは見栄えがします。
昔、信長を訪問した際に兼続の命を救った光成(当時は佐吉)のことを、すっかり忘れて初対面だと思い込んでいる兼続に対して「命の恩人の顔を忘れるなんて、「義」とは都合の良い時にだけ振りかざしているのか?あと、太閤には気に入られているようだが、目上の人の前で口数が多すぎて阿呆に見える」とズバズバッと兼続批判をした光成天晴れ!

お願いだから、今後は直江兼続の魅力をきちんと描いてほしいです。
20回も放送しているのに、主役が真正直で泣き虫なんだけど、景勝の信頼を一身に受け若造なのに要所要所でおいしい場面を仕切っているだけで、どうしてそれほどまでに兼続が魅力的な男なのか?という肝心な部分が雑に描かれすぎて見えてこないのが残念でたまりません。

これなら、秀吉@笹野さん&光成@小栗くんサイドをメインにしたドラマが観たい!
と思ってしまいますから…。

今までファンタジー担当だった初音@長沢まさみちゃんは、ようやく素の姿で登場。
お船と対面し、兼続を翻弄していましたが、真田の姫ならば、最初からこのスタンスで登場してくれていれば、毎回「初音うざー」と思わずに済んだのに…と長沢ちゃんにも気の毒に思えたこれまでの脚本でした。

20話以降の方が面白くなりそうな予感はあります。
楽しみです!
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