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野球解説者の大島康徳さんが先月末に逝去されていた
というニュースを目にして、ちょうど先月初旬に逝去した
祖父の闘病生活を思い出しました。

闘病されたご本人はもちろんですが、数年に渡りそばで
支えられてきたご家族にも本当に心からお疲れさまでした。
と言葉を送りらせていただきます。

介護可能な家族の仕事が休めず、同居していた家族も
高齢で在宅介護が難しく、要介護4認定を受け自力で
歩けなくなった直後から5年近く老人介護施設のお世話に
なり、最後まで帰宅が叶わなかった祖母。

私が体調不良静養のため実家に戻っていたタイミングで
要介護状態になった祖父は在宅医療という選択肢を選ぶ
ことができました。

実際に家族が要介護状態になった時、在宅介護を
選択できる家族と、そうでは無い家族がいるという現実、
また、高齢者の在宅医療というのは実質看取り介護生活
であることを当事者になって初めて知りました。

もちろん、在宅医療利用をされながら数年自宅で
過ごされる方もいらっしゃいます。
お隣のおばあちゃんは高カロリー栄養ドリンクとゼリーで
5年在宅介護生活を生き100歳で大往生されましたし。

介護の栄養管理に!手軽な高エネルギー食品!ネスレのゼリー アイソカル ゼリー ハイカロリー

『口から食べられること』
必要カロリー分、口から食べられているうちは
まだまだ長生きできる希望が充分あると思いました。

私の場合は逆に摂取カロリーを制限してもなかなか
体重が減らないことを悩みですが・・・

『咀嚼する』
健常者には無意識にできる簡単な動作ですが、闘病
されている方や高齢者にとっては思っていた以上に
体力を使う動作なのだと学びました。

小さなプリン1個食べきるのに途中で疲れてスプーン
が止まってしまう。
口に運んであげてもなかなか飲み込むことができず
苦しさに顔をしかめたりする。

食べられる量が減り、食べなれた家庭の料理だけでは
1日に必要な栄養素やカロリーが足りなくなってからは、
市販の高カロリー栄養ドリンク・食品を飽きずに飲んで
食べてもらうことに工夫する日々だったなぁ。

早いもので明後日はもう最初の月命日です。
久々すぎてブログのパスワードを失念してしまい焦ったー。

気持ちの整理をする意味も込めてブログに祖父の闘病記録も残しておこうかな。

胃がんステージ1Aから胃全摘出手術から2年半。
幸いがんの転移は無し。
胃が無い人とは思えないほど食欲旺盛で体重もかなり術前に近く戻り
元気に過ごしていた祖父だが、2020年4月に脱腸を繰り返し、外科の医師と相談の上4月20日にヘルニア手術を受けた。

脱腸手術後、すぐに歩行リハビリを受けたおかげげ杖を持ちながら、ほぼ普通に歩行ができるように回復。
94歳で本当にすごい。

しかし脱腸手術後から食がだんだん細くなっていく。
毎月の定期検診はとくに異常なしとのこと。

2021年1月に予定していた祖母の2周忌の法要はコロナ禍もあって延期。
おせち料理やお雑煮を少しづつだが1人前ふつうに食べて、お屠蘇も飲める体調。

コタツで寝るのは身体に良くないと説得するが、ベッドは嫌だと介護ベッドのレンタルを祖父が解約してしまい、
冬中コタツに足を入れてお布団で寝るようになったのだが、この辺りから疲れやすくなり、食がさらに細くなる。

2021年2月20日の誕生日には元気になると言っていたが、2月中旬、お風呂上りに立てなくなったり、
下痢と便秘を繰り返し明らかに弱っていったため、胃腸科クリニックを受診。
総合病院への紹介状を出され私の車で移動。外の景色を見る余裕もほとんど無いほど苦しそう。
そのまま脱水症状が重いとのことで入院。
この時、担当してくださった医師から心臓弁膜症を持っていることを初めて聴かされる。
弁膜症自体は1年半前から診断されていたようだが主事医からは何の説明も無かったので小さな不信感。
95歳のお誕生日は病室で面会もできない中で迎えた。

2021年4月2日にようやく退院。
歩行器を使えば歩ける体調。
家の食事は美味しいと言ってがんばって食べてくれていたのだが、4月26日ダイニングまで来て
食欲が無いと言って部屋へ戻ろうとして廊下で立っていられなくなり慌てて椅子に座ってもらい、
息が整うまで休んで部屋へ戻ってもらったのだが、その後トイレから立てなくなり訪問看護さんに
来ていただいたタイミングで車椅子で病院へ移動になり、そのまま再入院になってしまう。

2021年5月26日
食事量がかなり減ってしまい、トイレもベッド脇のポータブルトイレにて介助有りでなんとか自力で用を足せる状態だが、
祖父が家に帰りたいと強く願ったこともあり退院。
リクライニング車いすをレンタルして病院からの移動は介護タクシーを使用。

5月27日~30日まで在宅にて点滴。
退院後3日間はメイバランスを1日2本、食事も少量ながら食べられていたのだが、
ポータブルトイレから立ち上がれなくなり、私ひとりの介助ではベッドに戻してあげられず訪問看護師さんのお世話になる。

5月31日介護タクシーを利用して病院へ退院後健診へ。
ケアマネさんはじめ在宅介護に関われた方々が全員揃っていたのでおかしいな?と思う。
特に変化は無いとのことで帰宅。

6月2日に初めての訪問入浴を利用してリフレッシュできたらしい。
6月3日病院から自宅が徒歩5分の距離ということもあり、訪問医師ではなく主治医が自宅を訪問して診察。
点滴は一度中断しましょうとのこと。
排便、排尿が自力でできなくなり、毎日訪問看護師さんが嫡便、尿管に管を通しての排尿をしてくれるようになった。

祖父自身、頭はしっかりしており、おむつで完全介助生活に心を痛めていた模様。
夜間、せん妄が2度ほどあり、呼び鈴で度々呼び出され、私にには見えないものが見えているようでせつなくなる。

6月4日深夜、全身が痛いと暴れるので訪問看護師を呼ぶ。
身体を撫でて落ちつかせてもらい就寝したところで看護師さんからいつ呼吸が止まってもおかしくない状態と言われる。
深夜だったが隣町に住む長男である叔父を召集。早朝まで祖父の容体は安定していたので帰宅してもらう。
6月5日朝食を持っていくと、今日は体調が良いと言うが、お粥を2口お味噌汁を1口程度しか食べられない。
しかし久しぶりにベッドを起こして新聞を読み、叔父と昼前まで野球を見ながら楽しそうに話していた。

6月6日いよいよ何も食べられなくなり、喉が渇いたと言うのでスポンジにカルピスを口に含ませてあげると「うまいなー」と。
その後もヤクルトは甘いから別のジュースが飲みたいというのでオレンジジュースをスポンジで口に含ませてあげると、
満足したようだった。

パパッと夕食を食べ終えると苦しそうにうめく声が聴こえたので駆けつけると、胸が苦しいとのこと。
20時だったが訪問看護師に再び来てもらう。
意識レベルが下がり、呼吸が30秒近く止まって再開するという終末期症状を目の当たりにして足がすくむ。
看護師から「しっかりして!」「ひとりで看取る勇気はある?」と問われて「無理です」と答えた。
ベテラン看護師さんは「よし、わかった」とテキパキと入院手配を進めてくれてゴーサインをいただいてから救急車を呼んだ。

搬送される際、救命士さんから「意識確認を」と声をかけられると祖父は手を上げて答えていた。
叔父夫妻に電話連絡して病院に来てもらう。
点滴をしてもらい、少し容体が安定したところで連日ワンオペ介護だったため睡眠不足で倒れそうだったので仮眠したいと叔父夫婦に告げたのだが、当然付き添ってくれると思っていた叔父夫妻は22時30分にはタクシーで帰宅してしまった。
祖父をひとりにしたくなくて頑張ったのだが、体力の限界を感じて23時に仮眠のため帰宅。

3時に病棟看護師からさらに意識レベルが下がったと電話連絡があり。
叔父夫婦に電話連絡をして急いで病室へ戻る。

すでに痛みは感じられないほど意識が薄れている祖父の手を握って午後3時に息をひきとるまで可能な限りそばにいられたので、家で看取ることはできなかったけれどギリギリまでは願いを叶えてあげられたと思っている。

短い間にあっという間に去ってしまった祖父。
私に長い間介護をさせたくなくて祖母が急いで迎えに来てしまったのかななどと思いながら今夜も弔い酒でほろ酔いである。

ケアマネさん、訪問看護師さん、ヘルパーさん、訪問入浴の業者さん、たくさんの介護のプロの支え無しでは、最後は自宅で過ごしたいという祖父の願いは叶えられなったと思います。
本当に感謝しかありません。
ドラマの感想文を全部書こうとすると、ブログ更新が義務の
ように感じられて負担になるので、書きたいと思った時だけ
気まぐれ更新するスタンスで。

連ドラ継続視聴は【江~姫たちの戦国】【外交官・黒田康作】
【デカワンコ】の3本の予定。
黒田の2話はなかなか面白かったのに、視聴率は下げてしまった
ようで…。
とりあえず、伏線を煩雑にしすぎて広げた大風呂敷を最終回までに
たためなくなって散漫になっていないことを祈ってます。
それにしても、世の中、ホントにシリアスで1話完結形式以外の
ドラマが敬遠される傾向が強いんですね。ちょっと残念。

以下、つまらない個人の不健康日誌です。
スルー推奨。


クリスマス前にひいた風邪がまだ治らない。
というより、症状がビミョーに変化しながら持続してる感じ?

節々の痛み⇒胃腸系⇒喉の痛みと微熱

加湿器フル稼働させて紅茶でうがい、牛乳などで喉の粘膜をケア
などなど、できるだけお年越しまで風邪を引きずらないように、
と小さな努力はしてるんだけどね…なかなか、ねぇ。

気がつけば今年も残りあと2日?!

お正月の買出しと大掃除、がんばらないと…風邪なんかひいてる
場合じゃないのにー!!

なんてね、焦ってもお薬のんで暖かくしてケアして治らないものは
しょうがない。
お部屋でぬくぬくしながら、

【正月太りしやすい度チェック】

してみたよ。

危険度【中】らしい。
やばいやばい。気をつけよう…。

このところ、日常生活に支障をきたすレベルでのたちくらみ、
動悸、脳貧血etc...が予期していないタイミングで度々起こり、
不安だったので今日イレギュラーで病院に行ってきた。

いつも血圧は上が100下が60くらいなんだけど、車の運転に
不安があって自転車で病院に行った所為か、看護師さんに
計ってもらった時には上が120下が70といつもより高かったんだよね。

不整脈も大したことはないし、貧血状態でもないと診断され、
結局いつもの精神的な要員からくる不定愁訴だろうということで
メイラックスを処方され、しばらく様子見…ということに。
要するに軽度の不安神経症ってことですよ。
抗不安薬を頓服として常備し、発作が出そうになったら飲む。
もしくは発作が出たらすぐに飲む。というアドバイスで。

3~4年前に心療内科のお世話になって、やっと開放されたと
思っていたのに、ここへきて再び悪化の兆候…相変わらず
ストレスに弱すぎる。

でもね、昨日は本当に怖い目にあったんだよ!
運転中に突然たちくらみ、手が氷のように冷たくなり震えだし、
胸がザワザワして息ぐるしくなって、視界がぼやけてきて…
空き地を見つけて緊急駐車させてもらってしばし車内で休憩。

10分ほど休んでもほとんど回復せず、予定を急遽変更してもらって
そのまま自宅に引き返すことにしたんだけど、家まで車で通常
20分の距離なのに帰路も体調不安が募って一気には帰れず、
道の駅であたたかい飲み物を飲んだり、わき道に入って停車して
シートを倒してしばらく横になったりしながら約1時間かけて
やっとこさ帰宅できたという…(;´д`)トホホ

数日前にもスーパーで普通に買出ししていた時、このときも
全く前兆もなく突然貧血状態になり、視界が真っ白になり意識が
遠のくのを必死に気力でもたせてレジを通過、車に戻ってしばらく
休んで帰宅したりと、とにかく普通の生活すらも不安になる体調の
悪さにかなり凹んでます。

とにかく夜更かし、ネットの使いすぎは自粛しないと。
って、昨夜は早寝しすぎて夜中に目覚めちゃって逆効果だった
んだけど^^;
今日はお天気も良く、自転車で散歩もしたしプラマイゼロってことで。

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